釜石市にボランティアバスが行く!レポート その1

 

 3月11日の震災後、あらかわボランティアネットワークのみなさん達は、何かしなくては!自分達のできることは.... と荒川ボランティアセンターに集まり、何度も何度も話し合いを重ね決めたことがあります。それは、昨年のボランティアフェストで寺本建男さんがつくってくれた私達の町荒川の歌をみんなで歌うコンサートをしよう。Sing Singのメンバーを募集し、コンサートばかりではなくCDも作りましょう。そしてその収益で釜石市へのボランティアバスを借り上げてみんなで支援活動をしましょう。と.....

 そして、9月2日(金)に被災地支援チャリティコンサート「うたごえにエールをのせて」を実施し、その収益を活用し、10月14日から16日の日程でボランティアバスで釜石に行こうという計画が実行されたのです。

 あらかわSingSingのメンバー コンサートの様子

コンサートの様子 コンサートの様子

 震災後半年が過ぎ、ボランティアができる活動は何か?釜石市ではどんな活動が求められているのか?事前に打ち合わせが必要だと考え、釜石災害支援ボランティアセンターに伺うことにしました。

 9月24日(土)午前6時、あらかわボランティアネット代表の神保さんと役員の竹内さん、そして、社員の皆さんの積み立て金100万円を釜石市に必要な物資を届けてほしいと社協に寄付された東京印刷機材トレーディング株式会社の松川さんと久保さんと社協の鈴木の5人で釜石災害支援ボランティアセンターに向かいました。休憩もそこそこに車を走らせ、約束の午後3時に到着。

 早速、矢浦事務局長、菊池係長、青空市の担当職員と打ち合わせをした。矢浦事務局長より、がれき撤去等の力仕事ではなく、みなさんができることを提案してほしいということでしたので、事前に今回参加するボランティアさん達のできるおもちゃ図書館、健康体操、お茶っこサロン、歌声などのプログラムを提案しました。

釜石市災害支援ボランティアセンターでの打合せの様子 

 菊池係長より「仮設住宅で新たなコミュニティをつくろうと努力してきたけれど、やはり被災前に住んでいた人達と会いたい、話したいという希望が多いのです。また、毎年、福祉ふれあいまつりを実施しているのですが、今年はできなかったので、みなさんの活動プログラムにより、被災者の交流会としてできればありがたい」ということでした。ボランティアさんの活動日の昼食について相談をしたところ、炊き出しは地元のボランティアさん達が担うことができるので、昼食はみんなで一緒に食べるようにしましょうという話になりました。4月に初めて釜石市災害支援ボランティアセンターに荒川社協が伺った時に、肉の卸問屋の中條さんよりサーロインステーキなど100㎏を提供していただき届けましたが、今回のボランティアバスにも社員の参加と必要な物資の提供をしていただけるとの申し出を受けていましたので、そのことを伝えました。釜石市災害支援ボランティアセンターの職員さんも、「あの中條さんのお肉!」と目を輝かせ、すぐに炊き出しは決定しました。ここで話し合われたことを持ち帰り、早速、あらかわボランティアネットワーク役員さんと荒川社協との打ち合わせをし、当初の計画に釜石市を舞台にした映画会や子どもの手作りコーナー、大人の囲碁将棋などのコーナー、釜石市からの希望のあった編み物教室などを加え、計画書を釜石市へ送付いたしました。

 ところが、ここで一つ大きな課題がでてきました。釜石市では、10月15日~16日に「釜石まつり」が開催されることが決まり、会場がとれないというのです。

 しかし、なんとか当初の計画どおり釜石市の老人福祉センターとふれあい交流センター清風園の2会場を使い「市民とボランティアの交流会」として実施することになりました。老人福祉センターは、発災後、福祉避難所として使われ、荒川社協の職員も入れ替わり支援に行った施設です。

 10月1日には、参加希望のボランティアさん達に説明会を開催しました。