「おもちゃ図書館」とは、障がいのあるこどもたちがおもちゃを通して楽しく遊ぶことができるようにとの願いから始まった、ボランティア活動です。障がいのあるこどもたちは、遊びの機会に欠け、また上手に遊べない傾向にあります。そうしたこどもたちにたくさんのおもちゃを用意して、気に入ったおもちゃを選んで遊ぶ機会を提供し、家でも楽しく遊べるようにしたものが「おもちゃ図書館」の活動です。

「おもちゃ図書館」ではお母さんをはじめ、ボランティアさんやおもちゃ図書館に来るこどもたちとおもちゃを通じて遊ぶことにより、いきいきとした楽しい時間がすごせるようにと願っています。こうした活動が、今では「障がいのある子も、ない子も、ともに仲良く、あそびを豊かに」と活動が発展し、全国で拡がりを見るまでにいたっています。

「おもちゃ図書館子育て交流サロン」は、乳幼児の親子を対象に、親子で楽しく遊び交流する場を提供すると共に、情報の提供、相談、講習会などボランティアの参加を得て、地域ぐるみで子育て支援を行ないます。また、障がいのある子とない子どもがおもちゃを通じて遊び、共に育ちあう場をつくります。